- 「土屋ホームの坪単価はいくら?」
- 「リズナスやカーディナルハウスの標準仕様が気になる!」
- 「土屋ホームで失敗した人っているのかな?」
北海道を主要エリアとして高断熱の住宅を提供する土屋ホーム。
実際に建てた人からも暖房効率を評価する声があり、断熱性や気密性の高さが期待できるハウスメーカーです。
※出典:土屋ホーム
土屋ホームで建てる場合、自由設計が規格住宅のどちらかを選ぶことになります。自由設計の「カーディナルハウス」はじわじわと価格が上がっていることから、少しリーズナブルに建てられる規格住宅「リズナス」が気になっている人も多いようです。
本記事では土屋ホームの坪単価についてさまざまな角度から調査し、具体的な価格イメージが湧くよう本体価格や建築総額を算出しています。
さらに、実際に土屋ホームで建てた人はどのような点がよかったのか、後悔したポイントはあったのか、口コミサイトなどを使って調査しました。
ほかにも土屋ホームの特徴やメリット・デメリット、写真・間取り・坪単価を載せた建築実例まで幅広い情報を網羅してお伝えします!
土屋ホームを検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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土屋ホームの坪単価は「60万円~90万円」
編集部で調査した結果、土屋ホームの坪単価は60万円~90万円となりました。
坪単価は価格入りの建築実例や住宅情報サイトなどから算出しています。
金額に幅があるのは商品タイプや間取り、オプション有無で大きく変わるから。
土屋ホームの坪単価はメーカー全体で見ると「ミドルグレード」の位置付けになります。
土屋ホームの建築総額を予想
ここからは延床面積別に本体価格と建築総額を算出していきます。注文住宅で人気の面積は35坪前後なので参考にしてみてください。
なお、一般的に注文住宅の価格は「本体価格」で語られることが多いですが、諸費用や付帯工事なども発生するので、最終的に支払う費用は「建築総額」になります。
詳しくは次の「坪単価には本体価格しか含まれない?別途費用とは?」を読んでみてくださいね。
《人気の面積帯と本体価格・建築総額》
延床面積 | 本体価格 | 建築総額 |
---|---|---|
25坪 | 1,375万円~2,125万円 | 1,830万円~2,830万円 |
30坪 | 1,650万円~2,550万円 | 2,200万円~3,400万円 |
35坪 | 1,925万円~2,975万円 | 2,560万円~3,960万円 |
40坪 | 2,200万円~3,400万円 | 2,930万円~4,530万円 |
45坪 | 2,475万円~3,825万円 | 3,300万円~5,100万円 |
50坪 | 2,750万円~4,250万円 | 3,660万円~5,660万円 |
※建築総額は別途費用を含む金額です。別途費用は総額の25%として計算
坪単価には本体価格しか含まれない?別途費用とは?
住宅価格の目安となる坪単価。坪単価とは「1坪あたりの建築費用」を表したものです。これに建物の面積を掛けると本体価格が求められます。
なお、面積とは「延床面積」のことで、建物が2階建てなら1階の床面積と2階の床面積を合計したものになります。
ここで注意したいのが、家を建てるためには本体価格以外にもお金がかかるということ。
たとえば、電気やガスの工事。屋外給排水工事や地盤改良工事も別途かかる費用です。
そのほかには外構工事やインテリアオプション、ローン諸費用などが必要です。
ハウスメーカーが作成する見積もりには建物の本体価格に加えてこれらの別途費用も入ってきます。
そのため見積もり総額を見て「こんなに高いの!?」とびっくりしてしまうかもしれません。
では、総額における本体価格と別途費用の内訳はどれくらいなのかというと本体価格が75%、別途費用が25%くらいです。別途費用も大きな出費になることがわかりますね。
ただ、この数字はあくまでも目安です。正しい金額は見積もりを取得して確認しましょう。
土屋ホームの人気商品と坪単価
ここからは土屋ホームのカーディナルハウスとリズナスについて、それぞれの特徴や予想坪単価を紹介します。
カーディナルハウス(CARDINAL HOUSE):オーダーメイドのハイグレード住宅
※出典:土屋ホーム
土屋ホームの「カーディナルハウス」は自由設計の高級注文住宅で、予想坪単価は65万円〜です。
もとから北海道の気候に適応する断熱性能が売りでしたが、2022年8月のリニューアルでさらに断熱性能がアップしました。
トリプルガラスやダブル断熱を搭載した実験住宅ではUA値0.19W/㎡・Kを実現。UA値とは壁、窓、床、屋根などの外気に接する部分から熱がどのくらい逃げるかを測定したもので、数値が低いほど断熱性が高いことになります。
東京のZEH基準は0.6以下、札幌で0.4以下なのでカーディナルハウスは基準を大きく上回っています。引き渡し前には全棟気密測定を実施し、機密性が確かなものであることも実証しています。
※出典:土屋ホーム
カーディナルハウスは窓を開けなくても室内がきれいな空気で満たされるよう、全館暖房換気システムを搭載しています。全館暖房は各階ごとに温度設定が可能です。フロア全体の温度を一定に保ち、ヒートショックなどのリスクを軽減します。
カーディナルハウスを担当するのは社内試験に合格した「コンシェルジュ」。設計するのは厳選されたアーキテクトです。レベルの高い接客や提案が期待できますね。
リズナス(LIZNAS):セレクトタイプの規格住宅
※出典:土屋ホーム
土屋ホームの「リズナス」は手ごろな価格で建てられる規格住宅。予想坪単価は55万円〜です。
リズナスは家のかたちやカラーコーディネートを選ぶだけなので家づくりの手間がかかりません。
もっとも迷ってしまう間取りも、叶えたいライフスタイル別にパッケージ化されているのでイメージがしやすいでしょう。リズナスの暮らし提案には4タイプあります。
※出典:土屋ホーム
たとえば、こちらは「スッキリと片付いた暮らし」に適したプランで、大容量の収納を設けているのが特徴です。
広い土間には自転車やベビーカーなど外で使うものをたくさん置けます。1.5階の収納や主寝室に隣接するWICもかなり大きめです。階段下の空間も有効に活用して、リビング収納にしています。
※出典:土屋ホーム
インテリアは「NATURAL MODERN」「BROOKLYN」「 NORDIC」の3つが標準仕様です。テイストを選ぶだけなのでとても簡単です。
建物には構造躯体を断熱材で外から丸ごと包み込む「外断熱工法」を採用。壁面の温度が均一になり、安定した温熱環境を保ちます。基本的な構造はカーディナルハウスと同じですが、断熱スペックを高めるためには必要に応じてオプションを追加するとよさそうです。
土屋ホームと競合メーカーの坪単価を比較
土屋ホームとよく比較されるメーカーについてもチェックしておきたいですよね。以下で紹介するのはすべて北海道で建築できるハウスメーカーです。
オリコン ハウスメーカーランキング 北海道版では土屋ホーム以外にミサワホーム、一条工務店、セキスイハイムがランクイン。断熱性やあたたかさを売りにするメーカーが競合になります。
ハウスメーカー | 坪単価 | 備考 |
---|---|---|
クレバリーホーム | 40万円~70万円 | ・タイル外壁と陶器瓦が標準仕様 ・全国展開のフランチャイズメーカー ・木造軸組工法がベースで、通し柱を多くすることで強度を高めている ・超高断熱の「エネリート・サーモ」は二重の断熱構造やトリプルサッシを備える |
ミサワホーム | 60万円~90万円 | ・有償メンテナンスを行えば永年保証が可能 ・木質パネル工法の商品は大部分が工場生産で一定の品質を確保している ・大容量収納の「蔵」が有名。 |
一条工務店 | 55万円~85万円 | ・「家は性能」がキャッチフレーズで主力商品のアイスマートはUA値0.25 W/㎡ ・木造軸組工法とツーバイシックス工法を採用 ・全館床暖房が標準 |
セキスイハイム | 70万円~110万円 | ・鉄骨の柱と梁を一体化させたボックスラーメンユニット工法を採用 ・構造躯体の耐久性が高く長持ちする ・床下の空気を暖める「あったかハイム」で冬も快適 ・設計自由度がやや低い |
スウェーデンハウス | 60万円~100万円 | ・北欧スウェーデンの木材や考えかたを取り入れた輸入住宅 ・極寒エリアに対応できる気密性と断熱性 ・木製枠のトリプルサッシを採用 ・セルフメンテナンスに手間がかかる |
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土屋ホームの3つの特徴
- 北海道を主要エリアとし、東北・関東・甲信越の積雪寒冷地に展開
- 最新の断熱等級7に対応
- 北海道内のZEH率は9割以上
土屋ホームは1969年の創業以来、北海道に根ざしたハウスメーカーとして発展してきました。営業拠点として北海道内に18支店を構えています。
同じグループに不動産会社もあることから地域の土地情報も豊富。土地が気に入って土屋ホームで建てた人もいるほどです。北海道以外では東北、関東、甲信エリアに支店があります。
名の知れた大手ハウスメーカーでも積雪地域には対応していないことがありますが、土屋ホームは北海道で50年以上の実績がありノウハウも豊富です。積雪寒冷地で建てるときには頼れるメーカーだといえます。
寒さ対策として適切な暖房機器はもちろん必要ですが、家そのものの断熱性と機密性を高めて熱を逃さないようにすることも大切です。
住宅の断熱性能を消費者が知る目安として「住宅性能表示制度」に基づく断熱等級があります。従来の断熱等級は「4」が最高でしたが、2022年4月より上位等級の「5、6、7」が追加されました。
土屋ホームは最高等級の「7」をクリア。断熱性にすぐれていると空調の効率が上がるため、省エネ性も高まります。土屋ホームではZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準もクリアしており、北海道でのZEH比率は9割以上です。
土屋ホームの3つのメリット
- シンプルでわかりやすい商品構成
- 北海道品質の高断熱・高気密住宅が建てられる
- 社内大工やコンシェルジュなど人材育成に注力
土屋ホームの商品ラインナップは自由設計「カーディナルハウス」または規格住宅「リズナス」の2択です。商品が細分化されていると迷ってしまいますが、土屋ホームの場合はデザイン・間取りをどこまで求めるかでどちらのシリーズにするか判断できるでしょう。
工期が短く価格も安い「リズナス」は近年人気が高まっています。カーディナルハウスよりは少ないものの、販売棟数の多くを占めています。
土屋ホームは北海道の厳しい寒さに耐えられる「あたたかい家」に創業以来にこだわっています。構造躯体を断熱材で丸ごと包み込む外断熱やトリプルサッシなどで断熱性を高め、夏はすずしく冬はあたたかい家を実現します。
気密性を高めるには施工の精度が大切です。土屋ホームでは技能訓練の学校を設立し、自社大工の育成に取り組んでいるほか、プレカット工場も自社で持っています。直接施工により、安定した施工品質を保つことができます。
土屋ホームの3つのデメリット
- 値引きを受けることは難しい
- デザインや設計について厳しい意見もある
- 保証内容は最低限
土屋ホームは値引きをしない方針です。キャンペーンなどがあれば値引きをしてもらえることもあるようですが、あまり期待しないほうがよさそうです。
また、自由設計の「カーデイナルハウス」は建築士やコンシェルジュが担当するため満足度は高まりますが、規格住宅「リズナス」の担当者に対しては不満の声も見られます。規格住宅でもデザインや間取りをアレンジしたい場合は、ある程度自分で考えることも必要かもしれません。
※出典:土屋ホーム
保証に関しては大手のローコストメーカーと同程度の内容です。土屋ホームの初期保証は10年で、有償メンテナンスを実施すれば最長30年まで保証を延長できます。
会社の規模を考えると仕方がないことですが、カーディナルハウスは内容次第で坪単価も高くなるため、保証について物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
家づくりの参考に!土屋ホームで建てた人の建築実例紹介
ここからは土屋ホームの実例を写真・間取り付きで紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
建築実例1:自由設計のメリットを活かしたラグジュアリーな家
※出典:土屋ホーム
建築地は北海道旭川市、自由設計「カーディナルハウス」の実例です。
リビングには大きな吹き抜けがあり、隣接するダイニングなどがすべて見渡せるようになっています。
お風呂はユニットバスではなく在来工法で作られており、円形のジャグジーやタイル仕上げの床・壁など高級感のある仕上がりですね。
ほかにもバーコーナーやシアタールームなどこだわりがたくさん詰め込まれています。
土屋ホームのモデルハウスを見学して、希望をすべて叶えられそうだったことが決め手になったそうです。
建築実例2:スタイリッシュな空間で自然光を楽しむ
※出典:土屋ホーム
こちらも自由設計「カーディナルハウス」の実例で、建築地は東京都です。
建築のきっかけは社宅からの住み替えで、断熱性と遮音性の高さが決め手となったそうです。
リビングだけでなく水回りも白・黒・グレーの配色でまとめられており、スタイリッシュな雰囲気ですね。リビングは四方から自然光が入る設計で、心地よい時間を過ごせます。
建築実例3:間接照明やタイルでアレンジされたリズナスの実例
※出典:土屋ホーム
こちらは規格住宅「リズナス」の実例です。
リビングにはタイルの壁を照らす間接照明が使われており、あたたかみのある雰囲気ですね。
2階には小さなスペースながら書斎を設置。閉じた空間があると仕事もはかどります。
営業担当者が探してきた土地や、そこに建てられる家のプラン提案がよかったことが土屋ホームの決め手になったそうです。
建築実例4:創作意欲が湧いてくるDIY住宅
※出典:土屋ホーム
規格住宅「リズナス」のPLEDIYという商品(現在公式サイトには掲載されていません)で建てた実例です。
特徴は壁や天井がむき出しになっていること。自作の棚を付ける、好きな色に塗装をするなど住みながらカスタマイズできる楽しみがあります。外断熱なので壁・天井がむき出しでも寒いことはありません。玄関まわりはDIYができるように広めのスペースが確保されています。
ものづくりの腕前がどんどん上がりそうですね。
土屋ホームを建てて後悔しない?良い評判・悪い評判をチェック
ここまで土屋ホームの価格や商品などを紹介してきましたが、実際に建てた人の口コミ・評判も気になりますよね。そこで口コミサイトの「みん評」や「e戸建て」から土屋ホームの良い評判と悪い評判をピックアップしました。
どのようなところに注意すればいいのか参考にしてくださいね。
良い評判: あたたかい家、担当者の対応、気密性の高さ
まずは良い評判から見ていきましょう。
暖かくてホッと出来る家
モデルルームに行った時に、営業担当の方から熱心に説明を受け、「ここなら満足できる家を建ててくれる」と直感しました。こちらから無理なお願いをしましたが、限られた予算の中で希望通りに仕上がるよう、プランをいくつか提案してもらえました。
工事が始まってからは、たびたび見学に行きましたが、いつも職人さん達が元気よく挨拶してくれたのも嬉しかったです。完成した我が家はとにかく部屋が暖かく、思わず「暖房無しでも大丈夫じゃない?」と感じてしまったほどです。営業さんをはじめ、設計やインテリアコーディネーターの方もセンスが良く、まさに私と相性ピッタリなハウスメーカーでした。
※出典:みん評
細かいところも解説十分!
土屋ホームさんでは、自分が住みたい家がある場合にはよりその希望に近づけた施工をしてくれます。私は今回、相談に行って寒い場所でも快適に暮らしたいという希望で質問をしてみました。北海道の場合を例にした実用的な説明をしてもらったので、非常にわかりやすかったです。家を建てる予定がまだ立っていなくても、一度見学に行ってみるだけでも非常に今後の家設計の参考になると思います。
スタッフの対応が悪いと本題に集中しにくいこともありますが、今回はスタッフの方も優しく対応してくれてよかったです。
※出典:みん評
住み心地の良い家が完成しました
色々と無理な注文をつけましたが、なるべく予算内におさまるように努力してもらったと思います。当初の予定より少し高くなってしまいましたが、外観も内装も機能面も、全てにおいて大満足です。特に気に入っているのは気密性の高さで、エアコンはつけましたが、寒い日もほとんど使わなくて良いほど温度が保たれています。また営業担当の方は終始物腰が柔らかく、こちらの要望にも面倒臭がらず対応してくれました。頼れる存在だからこそ、こちらも甘えることができ、家族全員が納得できる家が建てられたのだと思います。
※出典:みん評
悪い評判: 担当者の対応にバラつき、建築地に応じた断熱スペックが必要
続いて、悪い評判も見ていきましょう。
最終的に他のハウスメーカーにしました。
住宅展示場を見学に行った際、土屋ホームの営業マンが気密性と断熱性に優れているとプッシュしてくるので商談することにしました。北海道で実績のあるハウスメーカーなので気密性と断熱性については確かに優れた性能があることは分かりましたが、耐震性の質問をするとはっきりした説明がありません。
鉄骨造なので木造建築よりも地震に強いですの一本やりでした。最近では北海道も地震が多いし、長く住む家なのでちゃんと説明できない営業マンが扱う家は信用できません。結局、違うハウスメーカーにお願いすることにしました。
※出典:みん評
家のどこでも一定温度。は嘘ですね
玄関・脱衣所普通に寒いし。3地域はダブル断熱・トリプルサッシ必要でした…
してない家も多々あるとか
※出典: e戸建て
口コミを見ると寒冷地ではトリプルサッシとダブル断熱にしている人が多いようです。土屋ホームに限らず、ハウスメーカーがアピールする断熱性などの数値は、もっともスペックを高めた住宅で計算しているはずなので注意が必要です。
建物のかたちでいえば、凹凸の無いシンプルな形状ほど外気に触れる部分(外壁や窓など)の面積が減り断熱性能は高くなります。高断熱の家を建てるなら設計段階から希望をしっかり伝えることが大切です。
リズナスで建築を進めている者です。
営業さんからのアドバイスは殆ど有りません。基本自分発信で確認する感じです。
提案力もないと感じます。
商品知識がないのだと思います。
お金を出すのだから、商品価値を理解し取捨選択したいのですが、商品の魅力を感じられる様な説明力は感じません。
自分はネットなり本をみて自分なりに色々調べて取捨選択しています。
カーディナルの営業さんは自社?の試験を合格された方との事なので、リズナスの営業の方よりはスキルは有るのかなと思っております。
※出典: e戸建て
「カーディナルハウス」と「リズナス」では担当者のスキルが異なります。カーディナルハウスは自由設計なので、より多くの知識や提案力が求められます。
そのためコンシェルジュとして活躍しているのは社内選考にパスした人材です。リズナスは決まったプランから選ぶことで打ち合わせを短縮し、価格を抑えている商品なので、細やかな提案までは難しいのかもしれません。
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失敗しないために知っておきたい!ハウスメーカーの選び方
ハウスメーカーを選ぶために、モデルハウスを隅から隅まで見て回るのは非効率ですよね。
まずは資料請求で複数のメーカーを比較するのはお伝えしたとおりです。さらに以下の視点からハウスメーカーを絞り込んでいきましょう。
設計自由度と予算で選ぶ
せっかく注文住宅を建てるなら希望をしっかり反映したいですよね。
ただ、少しでも金額をおさえたいならハウスメーカーが用意している規格商品を選ぶという方法も。
設計自由度と金額のバランスは以下のように考えましょう。
1,000万円台
ローコストメーカーでは本体価格1,000万円台で建てることも可能です。
この価格帯では規格住宅がメインになります。間取り・外観デザインを用意されたバリエーションから選び、カラーセレクトでアレンジを加えます。シンプルな設計ですがだれでも使いやすく設定されているため、こだわりがなければ暮らしやすい家になるでしょう。ハウスメーカーによっては間取りのアレンジも可能です。
2,000万円台
ローコストやミドルグレードのハウスメーカーで自由設計の家が建てられます。
自由設計なら吹き抜けのあるリビングやシューズインクローゼット、パントリーなど人気のプランを取り入れられます。内装・外装はスタンダードですが、上質なキッチンや間接照明など部分的にオプションを採用できるでしょう。
3,000万円台
自由設計に加えて、ワンランクアップの設備や仕様を採用できます。内装なら天然木のフローリングや建具、設備なら太陽光発電システムや全館空調などです。ミドルグレード~ハイグレードのハウスメーカーで建てられて、アフターサービスも期待できます。
4,000万円台以上
トップグレードモデルでゆったりとした家を建てられる金額です。
たとえば坪単価が100万円で45坪の家なら4,500万円。
リビングや玄関だけでなく、後回しになりがちな寝室のインテリアにも力を入れることができます。
木造や鉄骨など、構造で選ぶ
住宅を支える「構造」は、大きく分けると木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3つです。
家づくりを設計事務所にお願いする場合は構造も含めて指定できますが、ハウスメーカーに頼む場合はそのメーカーが得意とする構造で建てることになります。
希望が木造ならば多くのメーカーが対応していますが、「鉄骨造」と「鉄筋コンクリート造」は少数派。おのずと絞られてきます。
さらに、同じ木造住宅でも「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法」では特徴が異なります。
軸組工法は柱と梁の骨組みで建物を支える工法で、間取りの自由度が高いことがメリットです。
一方、ツーバイフォー工法は壁全体で建物を支えます。壁が厚く高気密・高断熱性がツーバイフォー工法の売りですが、間取りに制約が出ることが難点です。
構造の違いを理解したうえで対応するハウスメーカーを選べば、満足度の高い家づくりができるでしょう。
住宅性能で選ぶ
耐震性・断熱性・耐風性など重視する性能からハウスメーカーを選ぶのもいい方法です。
イメージが湧かない場合は、どのような暮らしをしたいかを考えます。
「夏は涼しく、冬あたたかい家に住みたい」「きれいな空気環境を保って健康的に暮らしたい」「音に敏感だから静かな家で安心して過ごしたい」など、実はさまざまな希望があるはずです。
それらの希望を実現するために必要なのが「断熱性」や「防音性」などの住宅性能なのです。
アフターサービスや保証で選ぶ
アフターサービスはどのハウスメーカーでもクレームになりやすい分野です。
クレームの内容は「連絡が来ない」「対応してくれない、もしくは遅い」というものがほとんど。
不具合が出るのは仕方がないことですが、できるだけ早く修理を済ませて日常を取り戻したいですよね。アフターの評判が良いメーカーを選べばこのようなストレスを軽減できます。
建物の保証内容や保証期間もよく比べてみましょう。
長期保証を売りにするハウスメーカーが謳う「●年保証」とは、延長をした場合の「最長保証期間」のことです。多くのメーカーでは初期保証を10年としており、指定の有償メンテナンスを実施しなければ保証が延長できない仕組みになっています。
ただ、ローコストメーカーでは保証を最低限にしてムダを省いているからこそ、安い金額で提供できるともいえます。
保証については考え方次第なので、価値観に合うハウスメーカーを選びたいものです。
最後は、担当者の対応が決め手になる
営業担当者はハウスメーカー選びの最重要ポイントです。
検討するメーカーが決まったらモデルハウスへ足を運び、接客を受けてみましょう。
営業担当者とは契約後も長く付き合いが続くため、相性の合う人だと安心です。
「契約するまではいい人だったのに、契約後は態度が変わってしまった」という経験を持つ人もいるため、調子のいいことしか言わない人には要注意です。
できないこと、デメリットも含めて判断材料をきちんと伝えてくれる人なら信用できますね。
複数のハウスメーカーを比較しよう
一生に一度のマイホーム。家づくりのパートナーとなるハウスメーカー選びは複数社を比較することが大切です。
「ここのハウスメーカーは検討できそうかな?」と判断するために一括資料請求を利用しましょう。
一括資料請求では資料だけでなく予算に合わせた間取りをもらえます。
理想や夢ばかりだとしても、しっかり希望を記入したほうが有意義な資料を入手できます。
ハウスメーカーのおすすめランキングは下記記事で詳しく解説しています。
[sitecard subtitle=関連記事 url=/column/house-maker-recommend/ target=]注文住宅を建てるために必要な費用
注文住宅を建てるためには「土地の取得費用」「建物の建築費用」「諸費用」の3つが必要です。
土地の取得費用
土地を購入するときは以下の費用がかかります。
- 土地代
- 仲介手数料
- 登記費用
- 固定資産税清算金
仲介手数料の上限は法律で定められており、その金額は「物件価格の3%+6万円+消費税」です。
たとえば2,000万円(税抜)の土地なら仲介手数料の上限は72万6千円(税込)になります。
また、土地の所有権移転登記を行うためには「登記費用」が必要です。登記費用には登録免許税という税金と、司法書士へ支払う手数料が含まれます。登録免許税は固定資産税評価額の2%が基本ですが、軽減措置を受けられる可能性があります。
さらに固定資産税の清算金も必要です。固定資産税は1月1日時点の土地所有者、つまり売主に課税されています。そのため買主は土地を取得した日から年末までの日割り分を負担するのが通例です。
建物の建築費用
- 本体価格
- 付帯工事費
建物の建築には本体工事と付帯工事それぞれの費用がかかります。
付帯工事とは、地盤改良工事や屋外給排水工事のこと。エアコン工事やインテリア造作、エクステリア工事などが入る場合もあります。
諸費用
- 登記費用
- 住宅ローン諸費用
- 火災保険料
- その他(印紙代や各種申請費用など)
家を新築すると所有権保存登記が必要ですし、住宅ローンを借りれば抵当権設定登記が必要です。
また住宅ローンには保証料や火災保険料、融資手数料などがかかります。
注文住宅のよくある失敗と注意点
近隣トラブルが発生
工事中はどんなに気をつけても騒音や粉じん、工事車両の出入りなどで近隣に迷惑をかけてしまうもの。トラブルを起こさないためには事前の挨拶と工事スケジュールの説明を徹底することが大切です。
口コミでは「建築主が顔も出さず、住宅会社に任せきりにするなんて!」という声も。スムーズな新生活を始めるためにも挨拶周りをしっかり行いましょう。
周辺環境に欠点があった
電車の音が大きい、車の音がうるさいなど気持ちが高ぶっているときは意外と見落としてしまいます。土地を購入する前に早朝・昼間・夜間の状況を確認しておくと安心です。
建築地から駅や学校へ実際に歩き、通勤・通学のシミュレーションをするのもおすすめです。「坂道が多くて大変だな」「遊歩道があって気持ちよく通勤できる」などさまざまな発見があります。
予算をオーバーして家計が苦しくなってしまった
見積もりに納得して契約しても、打ち合わせをするうちに増えてしまうのがオプション金額。
家の満足度が上がっても家計が苦しくなっては生活レベルが下がってしまいます。
最初に予算の上限を決めておきましょう。
大きく値引きしてもらった手前、手直し工事の要望が言えない
数千万円かかる住宅だから、少しでも値引きをしてもらいたいですよね。
ただ、工事の質が落ちることは覚悟しておかなければなりません。
工程を簡略化して人件費を削減する、安い材料に切り替えるなどといったことが起こるからです。
値引きの要求は「ほどほど」がよさそうです。
日当たり・風通しが悪かった
東西南北だけではく、周辺建物との関係でも左右されるのが日当たりや風通しです。
隣と距離が近いなら、天窓の設置や中庭を作ることで改善できる場合があります。
特殊な設計にすると建物の金額はアップしますが、後から変えるのは難しいことなので後悔のないようにしましょう。
建ぺい率の関係で家が狭くなった
「庭や駐車場は必要ないから、土地に対してめいっぱい建物を建てよう」と考えているなら要注意。それぞれの土地には用途地域に応じて「建ぺい率」が定められています。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。30%から80%までさまざまなので敷地条件を確認することが大切です。
収納が足りない
収納が不足しているとせっかくの新居が散らかってしまうことに。
適切な収納を作るには現状の持ち物を把握することが大切です。その上で使う場所の側に収納を計画するとうまくいきます。ハウスメーカーへ収納の悩みを積極的に伝えるのもおすすめです。
二世帯にしたら生活リズムのズレがストレスに
仲良しの二世帯でも、暮らし始めたらちょっとしたことがストレスになる場合も。
生活音や臭いにはお互い気を付けたいところです。
最近は開放感のある間取りが人気ですが、二世帯の場合はドアで区切ると安心です。
まとめ
北海道に根ざし、50年以上の実績がある土屋ホーム。
新しい断熱等級にもすぐに対応し、創業以来こだわる「あたたかい家」を提供し続けています。実際に建てた人からも住み心地のよさが評価されており、夏も冬も快適に暮らせるでしょう。
自由設計のカーディナルハウスを建てる場合は、厳選された担当者とアーキテクトがサポートしてくることも心強いですね。一方で、規格住宅リズナスに対しては担当者の知識や提案力にバラつきがあるという声もあり、サービスと価格どちらを優先して家づくりを進めるか、考える場面も出てくるでしょう。
同社が得意とする積雪寒冷地で家を建てるなら、土屋ホームを候補にしてはいかがでしょうか。
土屋ホームの坪単価でよくある質問と回答
土屋ホームの坪単価はいくら?
土屋ホームの坪単価は55万円~85万円です。
ハウスメーカーのランクとしては「ミドルグレード」となります。値引きはあまり期待できないので、建築総額にも注意しながら検討しましょう。
より詳しくは「土屋ホームの坪単価は「55万円~85万円」 」をご覧ください。
土屋ホームの評判はどうなの?
オリコンハウスメーカーランキングの北海道版では「4位」の結果でした。
同社が力を入れている断熱性に関して、実際に建てた人からも高く評価されています。ただ、営業・設計担当者については意見が分かれることも。
より詳しくは「土屋ホームを建てて後悔しない?良い評判・悪い評判をチェック」をご覧ください。